原材料に含まれる木の皮などの不純物を取り除いた後に、乾燥機にておが粉に含まれる水分を飛ばしていきます。

 

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乾燥されたおが粉を型に注入し、熱と圧力をかけて成型していきます。成型されたブリケットは、「オガライト」と呼ばれます。

おが粉に含まれるリグニンという天然成分が接着剤の代わりになります（接着剤・化学物質は一切使用しません）。

 

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オガライトをトロッコにセッティングし、トロッコごと窯の中へ入れていきます。

この時の窯内部は数百度のため、自然にオガライトに着火して炭化が始まります。

時折、窯の内部を確認したり、窯から出る煙の様子で炭化の進み具合を確認します。

 

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炭化が十分に進んだ後に、窯の扉を少し開けて内部に酸素を送り込みます。これにより炭素以外の揮発分が燃焼し、堅くしまった炭になります。

 

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十分に精錬が掛かった後に、トロッコのまま窯の外へ運び出します。その後、上からフタをかぶせて酸素を遮断して消火します。

 

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十分に消火された炭を品質や長さに応じて選別し、箱詰めしていきます。

箱詰め後は冷却期間を経て出荷されます。